スーパーリニアサーキット SCLA-01 検討11 電源OFF時のポップ音2
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電源オン直後はファイナルTrのBーE間の電圧をゼロ近くにすることで出力に電流が流せないような回路足したらどうかなぁ?
投稿: HILO | 2025年3月14日 (金) 01時12分
HIROさん
ろくに更新してなかったブログに書きこんで頂いてありがとうございます。
無帰還アンプですので電源ON、OFF直後はまったくコントロールされてない状態になり特に電源ON時は大きな振幅のが出力されます。ただし電源ON時はプロテクション回路で数秒後にリレー解除されるので問題にはなりません。電源OFF時はプロテクション回路が電源電圧の変動を監視してリレーをOFFします。SLCA-01は少しでも電圧が低くなると(正確にはスーパーリニアサーキットに電圧の供給しているダブルロックドサーボレギュレータの+とーの電圧の差)SP出力にポップ音が出てしまいます。で、電源OFFになってもしばらくはダブルロックドサーボレギュレータの+、-の電圧を保持できるように改造したところ電源OFF時、プロテクション回路がリレーをOFFにするまでSP出力からポップ音が出ないようになりました。
投稿: つに | 2025年3月16日 (日) 16時52分
回路が正常に動作できるまでの間の挙動はまちまちなので厄介ですよね。リレーで切り離してしまうのが一番簡単で確実なんだけど、エンジニア的にはついリレーなしで何とかしたくなってしまう性なんですよねー(笑)
投稿: HILO | 2025年3月17日 (月) 01時21分
ですね。 エンジニア的にはそうなります。。
今回のスーパーリニアサーキットはハムノイズとDCオフセットの戦いがかなり大変でした。
最初に製作した基板でDCサーボの動きが逆でして一旦DCサーボを無くしてオフセット調整で動作確認したところ8,4,2Ωと無負荷でそれぞれDCオフセットがずれたり、DCオフセットが落ち着いたらハムノイズとの戦いがあり、そして電源OFF時のポップ音です。この回路はあまりに危なくて基板を売り出すのは難しいと思ってましたが、やっとポップ音(というかスピーカーが壊れるくらいの出力)がなんとかなったところです。オシロ波形を保存していたUSBメモリ内のファイルがReadできなくなってしまったので、もう一度取得して波形公開予定です。
そうそう音質ですが、これだけ苦労したのでいい音に聴こえてます。。
とてものびやかで生き生きした音です。無帰還アンプの音なんでしょうかね。
投稿: つに | 2025年3月19日 (水) 22時31分