ダイアモンド差動回路 DDCA-01基板
1979年頃にAU-D907等に搭載された回路です。 通常の差動アンプでは初段に流れる電流と2段目の位相補正容量でスルーレートの制限を受けるのですが、ダイアモンド差動回路はCurrentFeedbackAmpみたいに差動回路でありながら電流制限が無く高いスルーレートを実現したものです。今から40年以上も前にこのような素晴らしい回路が存在していました。
こちらがDDCA-01基板の回路図です。山水電気のアンプはさらにSuper-FFやバランスアンプに発展しましたが、DDCA-01は素のダイアモンド差動回路です。ただし赤で囲んでいる部分はDDCA-01のオリジナルです。ダイアモンド差動回路は電流出力となっています。それを高精度なウィルソンカレントミラー回路で高精度にI/V変換しています。
こちらは山水電気の3段目です。どちらがいいとは断定できませんが私のオリジナルの回路も入っている事が重要?です。
現在動作していまして、音質検討などをしています。うまくいかなかったことなどもありますので、ブログにUPする予定でいます。
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