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2020年3月 8日 (日)

YAMAHA AST-1 周波数特性測定

Img_1743

たのしい電子工作クラブで製作したSDCA-05とヤマハ製ASTアンプ AST-A10でヤマハ製ASTスピーカー AST-S1を鳴らして比較しました。

 

 

SDCA-05でバスレフポート共振周波数にパラメトリックイコライザを設定して電流検出正帰還をかけて、さらに電圧ブーストをかけても
ヤマハ純正組み合わせのほうが全然低音が出ていました。

 

電流検出正帰還ではそこまで変化はないはずだし、低音の量というよりMFBにより速度が改善される方向ですので、AST-A10はそうとう電圧ブーストをかけているのだろうと思い周波数特性を測定することにしました。

Ast1a 

 

スピーカーを接続していない状態の周波数特性です。画像をクリックして拡大して参照してください。

無負荷ですので、電流検出正帰還は効かないです。ですから電圧ブーストのみの特性となります。

周波数範囲は10Hz~20000Hzです。10000Hz以上はイコライジングしてなくこの帯域のゲインはおよそ17dBです。

もっともブーストしている帯域は40Hz~50Hzでおよそ31dBです。つまり31-17 = 14dBもブーストしていました。

 

これではSDCA-05とは明らかに低音の量に差があるのも納得です。

25dB以上すなわち8dB以上ブーストしている帯域は15Hz~80Hzあります 。

 
  Ast1sp1 

 

 

 

 

 

次の画像は実際にAST-S1を接続したときの周波数特性です。

前の画像との差が電流検出正帰還による低音改善となります。

  Ast1merge

 

赤線が無負荷時で緑線がAST-S1を接続したときです。

電流検出正帰還の最大値はポート共振周波数帯域の28Hz付近で29 - 23 = 6dB程度です。

 

帯域は割と広範囲です。200Hzではおよそ5dB、1KHzではほとんどブーストしてません。

SDCA-05では発振ギリギリまで電流検出正帰還を効かすコンセプトでしたのでより選択的でした。

いろいろやって分かったのですが、電流検出正帰還をしすぎるとインピーダンスの最も低い帯域(バスレフポート共振周波数)で発振するので、その帰還量よりすこし下げると周波数特性としてはその帯域が極端にレベルが上がってしまうので、ヤマハの設定は妥当と思います。

しかし当初の超電導状態でドライブというのは言い過ぎでしょう。スピーカーの抵抗分をすべてキャンセルしているので0Ω状態なので超電導状態と書いてました。現実ではそこまでしてしまうと一番インピーダンスの低い帯域で発振してしまいます。

あれは営業トークでしょうけど。

 

 

次回はSDCA-05の特性を測定してみます。

 

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