ヤマハ製AST用スピーカー AST-S1をSDCA-03でドライブ
まず 電流検出正帰還無しの状態(一般アンプと同じ)でドライブ
専用アンプAST-A10と比較すると明らかに低音が不足している。
これは当然ですね。ただし不足しているといってもこのサイズのスピーカーとしては平均的な低音です。
次に電流検出正帰還有りの状態で発振ギリギリのところまでブースト
それでも専用アンプAST-A10の低音は出ませんでした。
なぜか?
実は専用アンプAST-A10は電流検出正帰還+イコライザによる低音ブーストをしているからです。
SDCA-03では発振ギリギリの状態まで持っていける。その場合はまさにヤマハが言っていたスピーカーの
インピーダンスを完全にキャンセルと言えなくもないですが、電流検出正帰還量を増やすと特定の周波数に鋭いピークが出ます。
ですので、ヤマハではほどほどの電流検出正帰還としてイコライザによる低音ブーストをしているようです。
SDCA-03も現在、電流検出正帰還+イコライザによる低音ブーストの検討中です。
すでにボリュームが6つある。これにターンオーバー周波数切り替えスイッチとブーストボリュームを追加予定です。
« ヤマハ AST-1(Active Servo Technology) をSDCA-03と性能比較のために入手 | トップページ | パラメトリックイコライザ付き電流検出正帰還回路+ターンオーバー周波数切替付き電圧ブーストアンプ SDCA-05 »
「オーディオ」カテゴリの記事
- CFA-02 DDCA-01音質検討(2022.12.11)
- CFA-02 DDCA-01 音質比較(2022.11.13)
- ダイアモンド差動回路 DDCA-01 ハムノイズ(2022.10.23)
- 2つのダイアモンド 音質の違い(2022.10.16)
- 2つのダイアモンド(2022.10.09)
« ヤマハ AST-1(Active Servo Technology) をSDCA-03と性能比較のために入手 | トップページ | パラメトリックイコライザ付き電流検出正帰還回路+ターンオーバー周波数切替付き電圧ブーストアンプ SDCA-05 »
コメント