電流帰還アンプ CFA-02 1pair (2枚) 3000円
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トランジスタ技術 2017年2月号に掲載されたCFA-01を改良した電流帰還パワーアンプです。
基板1枚で1チャンネルのパワーアンプとなります。2枚セットで配布します。
● 特徴
電流帰還方式を採用したパワーアンプ
DCサーボ回路によりDCオフセットは調整なしでキャンセルされます。
3段ダーリントン出力段による高い電流供給能力
調整項目はアイドリング電流調整のみ
帰還ループ内は1段増幅なので理論上位相が90°しか変化しないので安定性が高い
電圧増幅アンプのように増幅段での電流制限が無い。電源電圧を上げるとスルーレートが上がる
new_western_elec 製 VFA-01, ALX-03等とコネクタの互換性がある。
● スペック(±20V時)
+出力 10W(8Ω)、 20W(4Ω)、 40W(2Ω) ノンクリップ
+歪率 0.006 % (8Ω 1kHz 10W出力時)
+残留ノイズ 16uV
+ダンピングファクタ 134
+スルーレート 70V/us
+周波数帯域 DC~500kHz(+0dB、-3dB)
+S/N比 114dB
+ゲイン 27dB
出力対周波数特性
周波数特定 (Gain, 位相)
クリックして拡大してください。
Analog Discaoverryを用いて入力フィルタの後にCH1、アンプ出力にCH2を配線し、
位相差を測定しCFA-02の発振安定性を測定。
FeedBackLoop内が1段増幅のため、理論的には90度の位相変化となります。
実測でも10MHzまで90度までの位相変化しかないことが確認できました。
● 基板サイズ (96mm x 90mm)
● 回路図
● 部品リスト
ダウンロード - cfa02_partslist01.pdf
● 製作上の注意
・コネクタ、端子台両対応
J1はJST製 XHコネクタ、もしくは端子台、J2はJST製VHコネクタもしくは端子台の実装が可能です。
コネクタ実装例
端子台実装例
・アイドリング電流調整
アンプを組み立てた時、最初にパワー段のアイドリング電流を適切に調整する必要があります。
調整前は半時計方向に回し切っておいてください。
バイアス電圧を調整して最終段のアイドリング電流を調整します。 上の写真の白の矢印をテスター(電圧計)で計測し、半固定抵抗VR1で調整します。
この電圧がエミッタ抵抗(0.22Ω)2つ分の両端です。 下式で設定したアイドリング電流に必要なバイアス電圧が計算できます。
バイアス電圧 = アイドリング電流 * 0.44Ω
アイドリング電流を200mAに設定したい場合のバイアス電圧は
200mA * 0.44Ω = 80mVとなります。
・初期の動作確認用の電源のおすすめ
パワーアンプは、ハンダ不良や定数間違えなどあった場合、大きな電流がながれてしまう可能性があり、危険が伴います。
万が一を考慮し、初期の動作確認用として、15V1.6A程度のDCアダプター x 2個をお薦めします。 DCアダプタには過電流保護回路が内蔵されていて、大電流が流れるようなことがおきたとき、速やかに電流をカットしてくれます。
・発振してないかの確認
アンプが発振しているときは、高い周波数が出力されるため、R60に大きな電流が流れます。
電源投入後、R60を触ってみて熱くなっていないかを確認します。
● 結線図
結線図です。プロテクタ回路としてnew_western_elec 製 PRT-02を使用しています。
PRT-02の詳細については以下のリンクから参照してください。
● 実装例
● 免責事項
CFA-02 基板は、技術者、またはそれに準ずる電気的知識をお持ちの電子工作ファンの方のためのものです。一般のオーディオファンの方のためのものではありません。
また、頒布基板およびキットは、いかなる条件でも動作を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。
電子工作では、火傷、感電、火災などの可能性があります。十分に注意をして作業して下さい。
営利目的のご使用は認めておりません。 記事の転載や、基板・キットの商用利用の方は、ご連絡ください。学生やサークルの学習目的でまとめてご購入する場合は特別価格でご提供させていただきます。
RCB-01に関する技術資料を記載していますが、埋もれてしまって探すのが大変でしたので、まとめました。
ご不便をおかけいたしまして申し訳ございませんでした。
〇インストールの仕方説明
ただしイメージファイルを提供しているので、この手順で作業する必要はありません。
技術説明のためです。
http://elec-nuts.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/raspberrypi-s-2.html
http://elec-nuts.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/raspberrypi-s-3.html
〇RCB-01で使用しているwebiopi ajax の説明
http://elec-nuts.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/raspberry-pi-we.html
http://elec-nuts.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/raspberry-pi--1.html
〇ラズパイの動作安定化を図るラズパイ電源供給の方法
http://elec-nuts.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/raspberry-pi-rc.html
http://elec-nuts.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/raspberry-pi--2.html
在庫数がかなり減ってきてますのでご検討の方は早めのご購入をお勧めいたします。
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